ミュージシャン

BARのカウンターに3名の客人がいらっしゃいました。
一人の方が泥酔状態でお酒どころかフラフラとじっとしていられない様な感じでしたが
話のながれからギターを弾くとなり 心配しながらギターを渡すと急に<シャキッ>としてチューニングを始めました

酔った勢いでギターを貸せ、という客人はたまにいます、しかしそういう方は上手くはありません。
チューニングさえバラバラにしてしまう人もいます
しかしこの方は手早く合わせると弾き始め 途中から詩も歌い始めました、
「えっ、上手い」と思っていたら他の客人たちも聞き入ってました。


帰り際に名前を聞いて納得しました、 
 プロはどんなに酔っていてもギターを持つとプロなんだと。