手が一番の道具です
スクールをはじめ
質問などでも 多いのが
何が一番光るか？ みたいな質問です。
全てのメーカーさんの コバ＆トコ処理剤を使ったわけではありませんので・・
と言い訳をしておいて断言するなら
どれも同じです
磨き前段階としては
片刃の革包丁できれいにカットすればその段階でコバは押されて多少の圧縮はあります
糊やボンドは最小限にはみ出ないようにし
革を合わせれば
その時点ですでに丸くなってます(厳密には丸ではありませんが)
後からヤスリなどであわせるから～なんてやってると
せっかく圧縮切られたコバ面がゼロから・・いやマイナスからになってしまいます
磨き段階としては
まずは手で磨きましょう
水でも、ふのりでも、ＣＭＣでも、トコノールでもなんでもです。
処理剤なんかは容器に「手に触れたら・・・」なんて書いてますが
そんなにヤバイものなら手に持つサイフなんかに使えませんよ～
要は磨き終わったら手を洗えばいいんです
わたしは、ＣＭＣもトコノールも手で扱い12年経ちますが何も異常ありません。
15年経ったらどうなるかは分かりませんので皆さんは自己責任で(笑)
最初から布を使うと革に浸透するまえに拭かれてしまいますので
手をつかい革に馴染むまで磨きます
その後で布で磨きますがポイントは乾拭きです
処理剤を追加しながら磨いていると曇ってきます、
後はキレイな布で乾拭きしてオーケーです。
この乾拭きが黒光りをもたらせます
ガチガチにしたい方はその後に道具を使い磨けば良いでしょう。
見た目はもちろんですが
基本的には耐久性です
しかしある程度以上に関しては作り手の自己満足でして
磨けば磨いたほどいいわけではありません
あえて磨かずにアバウトにしているブランドさんもありますので
過剰にならないように
ちなみに これは
手と布切れで2～3分の磨きです
